逢花打花

―逢花打花(はなにあえば はなをたす)―

「打す」(たす)とは、二つのものがピタリと合わさること。

「花を打す」とは、花と徹底的にぶつかって一つになることです。

お花見に行ったら、とことん見ることに徹する。

そうして花と一体になって、花の美しさをたっぷりと味わい、

すがすがしい気持ちで帰ってくる。そういう行動を「打す」というそうです。